「留学」と聞くと、英語がペラペラで、キャンパスライフを楽しんでる…そんなキラキラしたイメージを持たれることが多い。


でも、実際は言葉も制度も文化もわからない中で、“自分でなんとかするしかない”日々の連続だ。


【Maaya】茨城県出身。高校卒業後、日本で半年間英語を学び、英検2級を取得。2022年1月、アメリカのOrange Coast Collegeに進学。その後、California State University, Fullertonへ編入し、ビジネス専攻(会計学)を学ぶ。学校の勉強以外にも、現地でのアルバイトや人との出会いを通して英語力を向上。将来はUSCPA取得とOPT制度を利用してアメリカでの就職を目指す。

宇賀神
留学生活って、SNSではキラキラして見えることも多いですけど、実際にはきつかったことも多いですよね?

Maaya
ほんとにそうですね。正直、一番しんどかったのは、体調を崩したときでした。

宇賀神
どんなことがあったんですか?

Maaya
目に傷が入っちゃって、光を見るだけで激痛が走る状態になったんです。もう、目も開けられないくらいで…。

宇賀神
それは大変…すぐに病院に行ったんですか?

Maaya
まずは学校のヘルスセンターに行ったんですけど、「これは対応できないからアージェントケアに行って」って言われて。
それで指定された場所に行ったんですけど、そこでも「うちは診れない」って言われちゃって。

宇賀神
たらい回しにされたってことですね。

Maaya
そうなんです。どの病院がいいかもわからないし、保険でどこまでカバーされるかも分からなくて。
こっちに来たばかりだったので、何もかもが手探りで…。

宇賀神
その後、どうしたんですか?

Maaya
たまたま教会で知り合った現地の家族に相談したら、眼科を紹介してくれて、やっと診てもらえたんです。
本当に救われた思いでしたね。

宇賀神
まさに“自分でなんとかしなきゃいけない”っていう瞬間ですね。

Maaya
はい。医療だけじゃなくて、大学の手続きも同じです。
メジャーを変えようと思った時、どの専攻にすればOPTが3年間使えるかって調べても全然情報が出てこなくて。

宇賀神
あー、あれも制度が複雑ですもんね。

Maaya
そうなんですよ。で、大学内のいろんなオフィスを回っても、「ここじゃないからあっち行って」って。
また次の窓口でも「それはうちの担当じゃない」って、ぐるぐる回されて。

宇賀神
本当にたらい回し…

Maaya
異国の地で一人で生きるって、ほんとにそれだけで大変なんですよね。何か問題が起きても、基本的に全部自分でどうにかしないといけない。私の場合、留学初日から大変でした。

宇賀神
ですよね。初日からですか?

Maaya
そうなんです。留学初日、寮の手続きがうまくいってなかったみたいで、なんと“知らない人のリビング”で寝ることになって(笑)。
もう、「え、これ本当に今日からの生活?」っていう感じで…。

宇賀神
うわ…初日からそれはきついですね。

Maaya
最初は本当に困惑しました。でも、そういうことを経験していく中で、だんだん慣れていくし、自分もタフになっていくんですよね。
「とりあえず寝れたし、まあいいか」って思えるようになってくる(笑)。

宇賀神
その“まあいいか”が言えるようになるのって、すごく大事な力ですよね。

Maaya
うん、本当に。完璧じゃなくていいし、全部分かってなくても大丈夫。
大事なのは、「とりあえずやってみる」って気持ちと、「なんとかなる」って思えることかなって思います。

宇賀神
まさに、挑戦する人の言葉ですね。今日は貴重なお話、本当にありがとうございました!

Maaya
こちらこそ、ありがとうございました!